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裏には難しいテーマがあるようだけど、恋愛ものとして見てもいい作品
だと思います。

























ミュージカル、はたまた吉本新喜劇?とにかくベタな笑いなのですが
レオン・カーファイが捨て身の演技で楽しませてくれます。
彼の「地」がでていてとてもいい。。
あの官能フランス映画「ラマン」の中国人青年役や「ダブル・ビジョン」の刑事役と同一人物だとはとうてい思えませんが。。それだけ彼の演技の幅が広いということでしょう。
また、タダのどたばたコメディかと思いきや、昔の香港映画のパロディや前出のラマンのパロディまであったりして、深く知れば知るほど面白いスルメのような作品です。さあ、あなたも禁断の黒薔薇の世界へレッツ・ゴゥーー。

リングさんが人生の名言みたいな奥深い発言をさらりと言ったりして、
なかなかどうして、侮れない作品です。
敵役のお亡くなりになられた声優、富山敬さんのお声もイイ感じです。
DVD化、ほんとに希望しております。



















田宮二郎主演の黒シリーズの最終作、
原作は梶山季之の小説「影の凶器」、
関西に本社を置く大手家電メーカー(するとモデルはM社とS社かしら?)間の熾烈な産業スパイ合戦をそれまで時代劇専門だった井上昭監督が初めての現代劇とはとてもおもえないハードボイルドに仕上げた逸品、
大塚善升によるマイルスっぽい音楽、御堂筋・大阪圏の開発途上のニュータウン・当時最先端の大工場、スパイの小道具、ベンツをはじめとする最新の車や近鉄の特急列車など知らずに見たら海外ロケかとおもうような(意図的に日本的な景色を排除している)不思議なリアルさのある映像と井上監督らしい凝った構図の数々がスパイ物といういささかウソっぽい内容を補って余りある快作にしています、井上監督は後に陸軍中野学校でもいい結果を残す、
この年、田宮二郎は実に9本の映画に主演しており、おそらくは一月程度の撮影で本作を作ってしまったと思われ、いつもながら当時の大映の凄さも感じます、ベッドで横になって田宮がタバコを吸うシーンで灰が田宮のシャツにかかるのだが、そのまま使われているところから判断すれば、急いでいるから撮りなおさず、だったと思われる、
本作で田宮演じる主人公は逆恨みから自ら産業スパイになる男、逆恨みという動機が雷蔵の主演作ならば必ずメインに添えられている自分の存在の「哀しみ」を感じさせないものとなっている点から星ひとつ減です、
名前が特定できないが田宮の手先になるトルコ娘(むすめ)が当時の一般映画限界の露出を披露しており、妙に生々しく記憶に残ります、トルコ嬢という言葉の前には娘という文字が当てられていたことも風俗史的には面白い、




