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音を聞くことができなかった人々のために開発された新しい補聴器具。
「手話」と「聾」という文化に誇りをもつ両親は、ヘザーの望みをなかなか
受け入れることができません。一方でヘザーには二歳になる聴覚障害の
従兄弟がいて、彼の両親は息子の人工内耳の装用を決断します。まったく
違った価値観を持つ二つの家族。彼らは激しく議論を交わし、ヘザーの
両親は葛藤を繰り返しながら、自分達の子供にとって何がベストな選択か
模索していきます。
「聾」は文化である―「音のない世界で」に登場する聴覚障害の人々は
自分達のことを障害者ではなく、手話というひとつの「言語」を話す集団で
あると考えています。手話はさもすると「手まね」、「二次的な言語」などと
と誤認されがちですが、近年の様々な研究により、手話は豊富な語彙と文法を
持つ歴とした「言語」であると証明されています。そして言語はそれを話す
人々のアイデンティティーと文化の基礎であり、手話に誇りを持ち、「聾の
文化」を主張する人々にはそういった背景があるのです。
本作品は、障害者観、こどもの権利、言語としての手話、聾文化、言語と
アイデンティティなど多くの問題を見るものに投げかけます。2001年アカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート、第28回NHK日本賞を受賞した
優れたドキュメンタリー作品です。














…ファンにとっては複雑だが。兎にも角にも現時点で最もハイテンションでインモラル(?)かつ「黒い」作品はコレだけなので星5つ!
次が最終巻なのがこんなに悲しいアニメも、ここ最近では珍しい。







