嶽本野ばら
【 Amazon 】 本・雑誌・コミック
売り上げ第1位
発売日 2004-02-20
価格
¥ 735
売り上げ第2位
石田 衣良
発売日 2008-05-01
価格
¥ 1,155
オススメ:

- 物足りない本
- 私がもともと短編小説が苦手というのがあるのですが
サイトのコメントに興味を持ち読みました。
とても人気の高い本のようですね。
すごい人気作家さんたちばかりだから
話自体はとても読みやすいのですが
なかなか集中できなかった。
共感できる部分もなかった。
中では角田さんはやはり文章がうまいなと思うのと、
森さんと、島本さんの作品が良かった。
しかし、読み終わった途端
記憶に残らない本。全くどんな内容だったのか
思い出せません。
正直がっかりでした。
でも、それは私が短編向きじゃないからなのかも
しれませんが…。
売り上げ第3位
嶽本 野ばら
発売日 2008-05-28
価格
¥ 580
売り上げ第4位
嶽本 野ばら
発売日 2001-03
価格
¥ 530
オススメ:



- 空想上だけど現実の、乙女
- この、「正しい乙女」について真剣に考えているのは、中年男性(外見上は)。
私は人が信用ならなくなった時に、どうしようもない孤独を感じた時に、
何も手につかない時に、読みます。
中年男性が、乙女の定義をしている、
それが妥当に思えてしまうと言う点で女性として負けたような気になりますが、
定義と言うのは外在的なものなのかもしれません。
たとえば腐女子の心理について語ることは腐女子としてBLに親しむ楽しみとは別で、
女性としてはこの本によって外在的に語られた内容と、
自分の内面のギャップを見比べることによって
自分の真実を見つける手段となると思います。
売り上げ第5位
嶽本 野ばら
発売日 2004-07-01
価格
¥ 1,260
オススメ:


- 私にはいまひとつ物足りませんでした。
- 嶽本野ばらさんの作品を数多く読んでいる私からしてみれば、とっても普通の続編でやや期待はずれ。前作の衝撃度が大きすぎて、確かに独自の世界の独自の物語はあるのですが、どこかありきたり。前作にあった純愛なのかまがまがしい物語なのか、とてつもなく強烈な作品と比べると、いたって普通。
悪くは無いのですが、何処か映画的なあっけらかんとした軽いお話になっているのがとても残念でした。
しかし、独特の空気は持っています。決して悪いとは思わない作品ですが、前作が凄すぎたということでしょう。
売り上げ第6位
嶽本 野ばら
発売日 2008-03
価格
¥ 1,470
オススメ:



- 面白かったです。自己擁護が強いですが
- 私も初めて野ばら氏の作品を読みましたが、
下の方が書かれているようにTHCを間違えてHTCと書かれていたりしていますが、
なんとなく、わざと「僕はそんな事も知らないんだよ。でも逮捕されちゃったんだ」と
見せようとしている(対読者や関係者、もちろん警察に)ように感じました。
他にもそう感じさせる記載がところどころにあって、ちょっと気になります。
しかしながら、他の部分ではおおむね面白かったのでは?
「君」を想う心境の描写等は心に残る描写も多数あって、楽しめました。
タイトルに惹かれてより、
ラブストーリーとして読めばもっと楽しめたような気もします。
売り上げ第7位
嶽本 野ばら
発売日 2006-07-14
価格
¥ 1,365
オススメ:



- 綺麗だけどちょっと重たい、でも読みやすい作品。
- 本屋の新刊コーナーで何気なく美しい装丁に惹かれて手に取った
本ですが、買って正解でした。
テーマの割にはストーリーは比較的シンプルで(世界の中心で
叫んだりはしません)ラストもすっと終わりますが
心を打たれるような、でもセリフの端々でどこかぎゅっと胸が
締め付けられるような感じが同作者の短編「ハネ」(でしたっけ?)
に近い感じの雰囲気で読み返すほどに涙の量が増えていってしまう
という不思議な作品であり最近ではもう開かないようにしているの
ですが。
あの何ともいえないすっきりとした読後感は何度も味わいたくなります。
売り上げ第8位
赤江 瀑
発売日 2004-09-11
価格
¥ 2,520
オススメ:




- この面子だけで
- ぐっときてしまうわけですが。
恩田陸、笠井潔、菊池秀行、北村薫、長野まゆみ、三浦しをん、山田正紀(敬称略)の七人はエッセイ、他の方々が短編を書かれています。
この中に誰か一人でも好きな作家がいるなら、読んで損はないと思います。
中井作品がまさに〈永遠の呪縛〉たりえることがうかがえる本でした。
売り上げ第9位
嶽本 野ばら
発売日 2003-06
価格
¥ 1,260
オススメ:




- 孤高
- 生きることは不安だから、人はその支えを欲する。何か形のあるものに縋ろうとする。宗教がそのいい例だと言っては語弊があるかもしれないが、これは遠回しに、そんな生き方の弱々しさを否定した作品だ。
何ものをも頼らず、ただ自分のみを信じて前進しようとする姿勢は嶽本氏が一貫して提示するテーマであり、それは孤高の精神である。そういった生き方を確立し、愛する者を守り通そうとする天草四郎の強靱な姿は戦慄さえ走るほど読み手を圧倒させる力を持っていたし、猛々しかった。
エンタテインメント作品としても充分に通用する要素を含んでいたが、これは最も嶽本氏の美学を見せつけるパワーを持った作品だと思う。是非読んで頂きたい。
売り上げ第10位
嶽本 野ばら
発売日 2005-05-20
価格
¥ 440
オススメ:



- ぎりぎりです。
- いろんな意味でぎりぎりの作家です。このナルシズムに満ちみちた文章、一人称ですます文体で語られる自己陶酔の激しすぎる文章は、やはり激しい嫌悪をいだかれてもしかたないと思います。この人の文章は、あと一歩間違ったら中学生が書くポエムになりさがります(本当です。嘘だと思うなら、河崎愛美の「あなたへ」を読んでみてください。小説のふりした駄目ポエムの典型です)。けれど、嶽本野ばらは、ぎりぎり勝ち越しています。あとちょっと文章がへたなら、たとえ書いているのが少女じゃなくておっさんであったとしても、破きます。
ぎりぎり、文学です。ぎりぎり、耽美派として、許容できるのです。乙女心を持つ人にしかわからないと、何故か本書の裏に書かれているのですが、それは違います。
この小説は、社会的弱者である人間が乙女心(というか、お洋服なんですけれど)を武器にして社会をサバイブしていく小説です。それをはたから見て、私たちは何がしかの感想を抱くのであって、読者が乙女心を持っている必要は皆無です。
コルセットなどの露骨なメタファを使うのはまったく困るのですが、読んでみてください。ときどき失敗しちゃうけれど、優れた作家です。基本的に。
売り上げ第11位
嶽本 野ばら
発売日 2008-05-08
価格
¥ 560
売り上げ第12位
発売日 2007-03
価格
¥ 1,470
オススメ:



- カラーページに万歳。
- 初の野ばらちゃんムック本です。
野ばらちゃん書き下ろしの短編小説も収録されていました。
やっぱり野ばらちゃんはクラシカルでなくちゃ、
と思う乙女にはぴったりの一冊ではないでしょうか。
野ばら城の妖艶で煌びやかな様子も惜しみなくカラーページで公開。
野ばらちゃんが今まで手がけてきたコラボ商品の紹介もされていてましたよ。
野ばらちゃんの執筆した作品全て――――
「それいぬ」からなんと来週発売される「変身」についてまで回想ページがありました。
まさに「嶽本野ばらALL WORKS」。
野ばらちゃんの作品が好きな方は勿論、
野ばらちゃんが好きな乙女にはラブレターのような本ですね。
矢沢あい先生とMILKの大川ひとみさんとの対談は
野ばらちゃんファン以外の方にもオススメできる内容です。
個人的に読んでいて楽しかったのは、
野ばらちゃんの作品に出てきた舞台が写真で紹介されていたことです。
あの「下妻のジャスコ」も載ってましたよ・・・!
内容にケチつけるなんて恐れ多くてできませんが、
「変身」前に「Fetish」を買うのはオサイフが泣くので☆ひとつ減らします。
ごめんなさい。
売り上げ第13位
嶽本 野ばら
発売日 2002-12
価格
¥ 1,300
オススメ:




- Welcome to Department store “Patchwork”!
- 自分勝手を貫け!
…などと言うと、「あぁ?」と良識ある方々には首をひねられるかもしれない。しかし、人間誰だって良識そっちのけで好きなことに突進して行くことが人生一度はあるではないか。嶽本氏は、それを客観視しながら百パーセント肯定する。そこから流儀が生まれることを知っているからだ。「乙女のカリスマ」と言われる嶽本氏だが、乙女に限らずこれは人として生きる上で粋に生きることにつながる。粋であること、それは即ち奔放かつストイックということだ。
本書の中でも特にオススメなのは「4F・キャリアと戸惑いのフロア」(これまた嶽本氏らしいネーミングだ…)の中の「淑女のお悩み相談室」。小説仕立てになっているが、嶽本氏と思われる人物(?)が、カウンセラーになって“あと一歩を踏み出せない人たち”のお悩みを聞く、というもの。これ、役立つ、多分。
売り上げ第14位
嶽本野ばら
発売日 2007-09-05
価格
¥ 1,155
オススメ:


- 物足りないけど、でも好き
- 雑誌の連載をまんままとめた雰囲気で、
耽美とはディテールであるならばイラストふくめて
いささか物足りない。
でもやっぱり買ってしまうのは「壊れた人」の吸引力
なのだろうなあ。
売り上げ第15位
嶽本 野ばら
発売日 2007-12
価格
¥ 1,365
オススメ:




- 予見できてしまえるということの不幸
- ひたすら著者のフェティシズムを掘り下げた一冊。
現実の世界はあまりに残酷すぎる、と現在に至るまで嶽本氏は語ってきた。では、なぜそう思うのか。
おそらくこの人は、良く言えば繊細、悪く言えば感受性が過剰すぎるのだ。だから、何事に関しても物事の本質というものが見えすぎてしまう。自身でも知らぬ間にその“本質”に近づきすぎるがゆえに、彼は良いことも悪いこともすべて予見できてしまうのだ。本質というものは、いくら時が流れようと不変だということを嫌というほど理解している。だからこそ、現実の世界には諦観を持ってしまい、幻想的なものの中に溺れたくなる――。彼は自身のそうした性質上、そのようにしか生きられないのだ。
相変わらずメタファーを用いた作品ばかりだが、その中にも、彼の徹底したフェティシズムが窺える。この作品を発表するにあたって、嶽本氏は「読者の審判を仰ぎたい」と語った。これは思うに、読者がこういったリスキーな嗜好をどう思うかを訊ねるためではなく、こういった嗜好を持つ自分(→嶽本氏)をあえて前面に押し出して、その強烈さをより訴えたかったのではないか。
そのように考えると、「あえて言い訳はしない。とにかく読んでほしい」と語った彼の、表現者としての暴力性は本物だと思える。
売り上げ第16位
嶽本 野ばら
発売日 2003-10
価格
¥ 1,260
オススメ:




- 人類の誕生とアダムとイブの法則を変えた
- 少し大げさなタイトルを付けました。でも、田仲容子さんの絵を見てこれだけの話を創造した野ばらさんは、ものすごい感受性だと思いました。
それは、田仲さんの絵が何の感じも取れないものという意味ではありません。でも、融合してものすごく意味を成すものが出来ている様だからです。
このタイトルは、この本を読んだすべての感想です。壮大すぎる表現技法をしているわけでもないのですが、なんとなくこんなことを感じさせられました。
売り上げ第17位
嶽本 野ばら
発売日 2004-03
価格
¥ 630
オススメ:



- いい意味で予想外の味わい
- 作者の本を読むのは初めてだけど、もっと耽美な作風を予想していたのにいい意味で裏切られた。茨城のど田舎でBABY, THE STARS SHINE BRIGHT(実在のブランドだけど、Everything But The Girlの曲名が由来だとは知らなかった)をこよなく愛しロリータを貫く主人公の周囲からの浮きっぷりが面白おかしく描かれている。自分自身を笑い飛ばせるってのは貴重な才能だね。ヤンキーのイチゴとの友情?!もクサくなくていい。続編もあるようなので是非読まねば。
売り上げ第18位
嶽本 野ばら
発売日 2003-03
価格
¥ 500
オススメ:




- 喫茶店〜現実逃避
- あやふやで儚げな、
生まれてくる時代を間違えてしまったかのような、
美しい男女の織り成す物語。
それは、実存する喫茶店を舞台としながらも、
現代とは逸脱した、幻想的な空間です。
大正ロマンあるいは中世ヨーロッパ。
そんな雰囲気があります。
淡い恋の物語を、
この中に登場するカフェーで
一人静かに読みたいと思います。
売り上げ第19位
嶽本 野ばら
発売日 2007-08-07
価格
¥ 483
売り上げ第20位
嶽本 野ばら
発売日 2000-10
価格
¥ 1,050
オススメ:
- 良さがわからない
- 恋愛小説はあまり読んだことがないのですが(東野圭吾さんの「秘密」や「容疑者Xの献身」ぐらい?)、
この本の良さはわかりませんでした。
寝る前にサクッと読めるくらい手軽なボリュームは加点。
しかし、その割りに本の価格が高いので減点。
評価が高いので購入しましたが、人を選ぶのでしょうね。
文章がうまいとも特に思わなかったし、ストーリー自体も三流マンガと同等くらいに感じました。
「評価が高い」という理由だけで購入しようと思わないほうがいいかも・・・
売り上げ第21位
嶽本 野ばら
発売日 2005-07
価格
¥ 1,470
オススメ:




- 下妻物語
- 映画でない事があって面白い話しでした!みんな読んでね!
売り上げ第22位
嶽本 野ばら
発売日 2007-03-30
UsedPrice
¥ 180
オススメ:



- としまえんに行く人が増えたらしい。
-
超ブ男が、ある朝目覚めたら
超ハンサムになっていたという、
カフカの「変身」のパロディ。
恋愛遍歴譚の形を取っていますが、
主人公の女性へのまなざしはとてもクールかつシニカルで、
そういう意味ではたいへんお勉強になる小説です。
嶽本さんの初期作品のヒロインは
聖少女的な雰囲気をまとっていて
女性に対してそういう甘美な幻想を抱いている作家なのかと
思っていましたが、いやはや、
酸いも甘いも、表も裏もちゃんとご存じ。
顔の皮一枚で翻弄される主人公が最後に選ぶ相手に、
なんだか微笑ましさを覚えました。
ちなみに、としまえんでバイトしてる友達は
「ゴスロリのお客さんが増えた」と不思議がってました(笑)
売り上げ第23位
吉屋 信子
発売日 2003-03
価格
¥ 1,995
オススメ:



- 文章が美しい。大正時代の日本も美しい。
- 大正時代の小説。復刻版。
乙女チックですが、詩的で、文章、物語が楽しめます。
やや自虐的な章子が、同じ寄宿舎の屋根裏部屋の隣人、美人でクールな秋津環に想いを寄せる物語。
なお、監修は嶽本野ばらです。註も面白いです。
<本文から。以下、長くなりますが、こういった文章も美しく思います>
(屋根裏)
この一つの語彙のうちに、章子は溢れるような豊富な、新鮮な、そして朦朧とした幽暗と、そして(未知)に彩られた奇怪と驚異と、幼稚な臆病な好奇心と――の張り切れるほどいっぱいに盛り上げられて充満しているのをその一刹那から感じた。その観念の前に(屋根裏)の語音は、非常に魅力ある巧みな美しい響きを伝えるものとなった、そして美と憧憬とを含んで包む象徴的の韻を踏ませてゆくのものとなった。
たとえば、(薔薇の花)――(珊瑚樹)――(初恋)――(・・・・・・)・・・・・
ああ、若者達の多くの幻想を寄せるに、ふさわしいこのあまたの数々の抒情詩集の中から引き抜かれた言句にも優って更に深くつよく若い心を搔き乱す如き心憎くも幽遠な響と感じを発するものと――章子にはなったので。(本文から)
是非、大正時代の日本の良さ?を感じましょう。
売り上げ第24位
嶽本 野ばら
発売日 2005-12-20
価格
¥ 1,680
オススメ:




- シシリエンヌ
- 初めて触れた嶽本野ばら作品がこのシシリエンヌ。
驚愕してしまうような設定の中の、何よりの究極の愛物語
官能の中にある純愛の極みだと思ってならないのです。
作中の「僕」と私は似ている。
野ばらちゃんの作品にはそういったものがとても多い。
だからこの呪縛から離れられない。離れたくない。
怖いほどの共感が出来て 悲しくなる。苦しくなる。愛しくなる。
愛する事は苦しむ事なのかも知れない。
この紅い表紙を手にした瞬間から、読み終えた瞬間の思わずついてた深いため息まで鮮明に覚えている私の中でも最高の著書。
私はこのシシリエンヌが、嶽本野ばら自身の真髄でもあり最高の著書ではないかと言い切れるな。
素晴らしい作品です。
でも理解しようとするのはとても苦しい自己認識にもなってしまいかねないよ。
人生、狂います。
その責任まで彼は取って下さるから、安心してご覧下さいませね。
売り上げ第25位
嶽本 野ばら
発売日 2007-12-04
価格
¥ 460
オススメ:



- リアリティとファンタジーが切り結ぶ軽妙な寸劇
- レトロな精神美学を醸し出した独特の世界観溢れる短編2篇。
スピーディーすぎる展開にファンタスティックな夢世界が朽ちていくような違和感に苦笑を抑えられない。
売り上げ第26位
嶽本 野ばら
発売日 2003-09
価格
¥ 500
オススメ:



- 美しさ原理主義の人々
- 私はこの本を、美しさ原理主義の人間が自身の中に最も醜い部分を見出した時、
それとどう向き合うのかについての、嶽本野ばらからの回答だと思っています。
文章にはまだ足らないところもあり、著者が志しているだろう数々の異端の名作には届いていません。
キャラクターがしっかりしている事もあって純文学からちょっとライトノベル寄りです。
しかし耽美な小説としては不完全であっても、描かれた人々は間違いなく耽美です。
ある程度は予感された恐ろしい結末を迎えながらも、お話はハッピーエンドです。
だって正直美しくない人の事などどうでもいいハードコア乙女であり、主人公の楼子さんとその最愛の兄琳太郎は、
初めから兄妹以上の何かで通じ合い、その兄に疑われ、真実を打ち明けられない苦しみも
ある意味甘美なものではないでしょうか。
そして彼等はその望みに殉じて忌むべき道を行く事を決意し、奔放を極めます。
楼子さんも言っているではないですか、
「ええ、断じて自殺なんてするものですか。この醜い身体こそが私達の生の証、愛の絆」と。
楼子さん、琳太郎、ミステリアスな叔母黎子さんと勝手で美しい人々の言動が時たま愉快で妙にスッキリします。
鱗病により浮き彫りにされる一徹した美意識、醜さ、生きづらさが描かれながら、
まさしくホラーなある種の軽薄さもあり、とても楽しんで読み返した好きな小説です。
これを読んでこういうのって素敵だなあと思った若い女の子は、是非著者がエッセイで引用している本や、
この本の解説で東雅夫が紹介しているものなど、色んな本を読んでみて下さい。
個人的に黎子さんの中世の見せ物小屋などに関する意見がとても興味深かったです。
売り上げ第27位
吉屋 信子
発売日 2003-05
価格
¥ 1,995
オススメ:


- 性善説のユートピア
- 伴先生こと伴三千代は新任の女学校教師。希望で胸をふくらませながら地方の赴任先へ行ってみると、予想外にもそこはさびれかけた二流校で…。乙女版「坊っちゃん」という触れ込みから熱血先生の奮闘物語を期待すると大はずれ。描かれるのは金持ちの高慢少女、明朗で善良な少女、そして生き別れの肉親との再会といった、吉屋小説おなじみの世界。未読の方のためにこれ以上詳細には触れませんが、かなりおめでたい楽天的な物語です。解説の嶽本野ばら氏は「ユートピア的」と評しています。あるいは、発表当時(昭和15年)の暗い時局に対する抵抗なのかもしれません。
売り上げ第28位
有吉 京子
発売日 2005-09-06
価格
¥ 998
オススメ:


- SWANの往来の読者ならおすすめ
- 山岸涼子「アラベスク」と共に有名な「スワン」、その主人公の娘が現在のパリオペラ座学校試験に合格、というところから始まります。
バレエでは基礎が大切で、国立のバレエ学校も未だにない日本でバレエをやっている立場からでは「間違った基礎」や「早すぎるポワント」がいかに悪影響か厳しく描かれていてタメになる分、不安も起きてくるほどです。
漫画自体はかなりバレエに本格的で初心者の方も基礎基本を読みながら学べるほどです。
情報誌自体は、正直それほど充実してはいません。
特に対談は不要です、どこまでも軽いノリでほとんどミニコミ誌・同好会の会報のようなレベルです。もっとスマートは編集になれば、続きも買いたいとも思いますが。
ともあれ、バレエ関連の雑誌は少ないですし、この値段ならバレエ好きとスワン元読者ならば楽しめると思います。
売り上げ第29位
有吉 京子
発売日 2006-03-11
価格
¥ 998
オススメ:


- オペラ座三昧
- 主人公が新作バレエを体現する候補に選ばれてからの続き。オペラ座バレエ学校という余りにも恵まれた環境で更に手にした幸運に関しては、読者の共感を得にくいと思う。しかし、その一方で「あちら側」を仮想体験しているという浮遊感も持たせる。
特集「パリ・オペラ座バレエに夢中!」は沢山の写真が見事。また、「有吉京子のバレエ紀行 パリ」では、著者有吉自身がオペラ座バレエ学校に潜入した折のレポートを読める。見学の際のスケッチは特に貴重なものであろう。
「白山バレエ友の会座談会」は興醒め。不要。
売り上げ第30位
嶽本 野ばら
発売日 2004-12
UsedPrice
¥ 2,279
オススメ:



- 美しさ絶対主義の悲しい物語
- ジェンダー活動などで今時女の価値は美しさではないといいますが、
女性に若さと美しさを求める生き物のDNAは思想や洗脳では変えられない。
現代も未来もどんなにあがいても逆らえない生物競争なのかもしれない。
審美崇拝が悲劇を生む物語。
高橋真琴のメルヘンなイラストが花を添えます。
売り上げ第31位
嶽本 野ばら
発売日 2007-03-01
価格
¥ 420
オススメ:




- 好きで何が悪い
- エッセイの『ロリヰタ』からも
物語の『ハネ』からも
感じ取れる事。
それは『好きで何が悪い』と云う事。
もし、この世に平均や普通や一般的と云った
全てのものを図るモノサシがあるならば
ふたつのお話の中の主人公は
その枠から飛びぬけた人達なのだろう。
しかし、彼、彼女は、ただ、1人の人を愛した。
それだけだ。
愛したから、その愛を証明する行動を取った。
ただ、それだけだ。
野ばらちゃんの愛も、ハネの彼女の愛も
ただ、まっすぐ過ぎるだけだ。
ただ、それだけだ。
この1冊を読み終えたあと
誰かを強く愛せる2人を羨ましく思い、涙が出ました。
売り上げ第32位
吉屋 信子
発売日 2003-02
価格
¥ 1,995
オススメ:


- 典型的な吉屋信子世界
- 女学校を舞台に少女たちの交渉、生活、成長が描かれるという、吉屋信子の典型的な少女小説。乙女な雰囲気がたっぷり堪能できます。
3人の少女を軸に描かれる設定になっていますが、結果的には3人のうちの2人ばかりにスポットライトが当たり、あとの一人ははじかれてしまった、というか物語中にうまく取り込めなかったようで、お話全体のバランス配分は今イチな印象を受けます。
嶽本野ばら氏の解説と訳注は単独として読むとなかなか面白いのですが、なにぶんにも「平成的」にくだけすぎているので、本文と照らし合わせながら読むとちょっと雰囲気くずれる…と感じることも。あと、若干ながら間違いもあるようです。“五間の家”の五間はサイズじゃなくて部屋数でしょうに、とか。
売り上げ第33位
嶽本 野ばら
発売日 2001-11
価格
¥ 1,470
オススメ:




- 正しいエンディング。
- 賛否両論の分かれる1冊だと思いますが・・・
私は、これで正しいエンディングだ!と思います。
ある意味で、嶽本野ばらの哲学に最も適った作品だと。
「世界の終わりという名の雑貨店」で主人公が味わった苦しみを考えれば、また同じ事を繰り返してはいけなかったのですから。
もちろん、ちっとも健康的な選択ではありませんが・・
こういう愛もある、という一つの形を野ばらさんはいつも描いています。
それはつまり「どこまでも相手を見捨てない」愛です。
売り上げ第34位
嶽本 野ばら
発売日 2002-09
UsedPrice
¥ 1
オススメ:



- いい意味で予想外の味わい
- 作者の本を読むのは初めてだけど、もっと耽美な作風を予想していたのにいい意味で裏切られた。茨城のど田舎でBABY, THE STARS SHINE BRIGHT(実在のブランドだけど、Everything But The Girlの曲名が由来だとは知らなかった)をこよなく愛しロリータを貫く主人公の周囲からの浮きっぷりが面白おかしく描かれている。自分自身を笑い飛ばせるってのは貴重な才能だね。ヤンキーのイチゴとの友情?!もクサくなくていい。続編もあるようなので是非読まねば。
売り上げ第35位
宮下 マキ
発売日 2007-05-25
価格
¥ 2,940
売り上げ第36位
嶽本 野ばら
発売日 2004-01-30
価格
¥ 1,470
オススメ:




- ゆるぎない心、通い合う心
- 主人公(まるで野ばらさん!)の心の軸がぶれないことにとても感動しました。他人にどう思われるのか、ではなく、自分はどうしたいのか。私達は日常の生活で自分がどうしたいのか、ではなく他人にどう思われるのか、で行動を決めてしまうことってありますよね。でも、このお話は今日は昨日より、明日は今日より、少しだけ、自分の為に自分を生きていく勇気をくれます。そして、一度読んだ方はもう一度、いや、何度でも読んでみて欲しいのです。本は、一度読んでしまうとそれっきりになることも多いと思いますが、このお話はちょっと違います。一度読んでお話を把握した後でもう一度読んでみて欲しいのです。私は主人公たちが最初のメールのやり取りをする場面以降、泣きながら読みました。きっと人と人の、心が通った感動をたっぷりと味わえると思います。
売り上げ第37位
嶽本 野ばら
発売日 2004-10-15
UsedPrice
¥ 100
オススメ:




- 嶽本氏の嗜好が最も窺える一冊なのでは?
- 「恋愛に関するエッセイ」とは銘打っているけれど、私は後半に収録されている、恋愛というものをタロットカード一枚一枚の持つ意味になぞらえて書かれているショート・ストーリーがより面白く読めた。
なかなかこういった芸当ができる人というのはいないと思う。タロットカードについてかなりの知識と愛を持っていなければ、わずか一枚のタロットカードから物語を編み出すということは不可能だ。まずその想像力に脱帽。
前半のエッセイでは、彼らしい美学が凝縮された恋愛論が時折お茶目な顔を覗かせながら語られており、堅苦しさを伴わずに考えさせられるものがあった。確かに、彼が言う通り、私たちは恋愛に対して自らその本来の魅力を半減させてしまうような恋愛をしているかもしれない。これを読んだら、きっとそのことに気付くはず。
しかし、嶽本氏があの「あゆ」のファンだったとは…。わかるような気もするし、意外な気もする。不思議な人だなぁ、野ばらさん…。
売り上げ第38位
角田 光代
発売日 2003-05
UsedPrice
¥ 433
売り上げ第39位
嶽本 野ばら
発売日 1998-06
価格
¥ 1,575
売り上げ第40位
嶽本 野ばら
発売日 2001-07
価格
¥ 1,575
オススメ:




- 喫茶店〜現実逃避
- あやふやで儚げな、
生まれてくる時代を間違えてしまったかのような、
美しい男女の織り成す物語。
それは、実存する喫茶店を舞台としながらも、
現代とは逸脱した、幻想的な空間です。
大正ロマンあるいは中世ヨーロッパ。
そんな雰囲気があります。
淡い恋の物語を、
この中に登場するカフェーで
一人静かに読みたいと思います。
売り上げ第41位
鎌田 東二
発売日 2000-06
UsedPrice
¥ 240
オススメ:



- いろいろな切り口で。
- 私はこの本でいろいろな美輪氏の側面を知ることが出来て、大変に
参考になりました。古くからの美輪氏のファンの方には新しい情報
がないと思われるのも分かりますが、私のようにファン歴の新しい
者には美輪氏の歴史を知ったり、新しいいろいろな切り口があった
と思いましたよ。
売り上げ第42位
嶽本 野ばら
発売日 2002-04
価格
¥ 1,260
オススメ:



- 重々しくも素晴らしき世界
- 野ばらさんの描く人間像は皆どこか傷を負い、痛みを知り、この世に生き辛さを抱えている。
だからこそ、その言葉、世界観に魅了させられてしまうのだろう。
"エミリー"も"貴方"も、理不尽で薄汚れた現実に掻き消されそうになりながらも、
本当は誰より他者を求めている汚れない人間なのだ。
私はそういう人間が大好きだ。
だからこの作品を好きになった。
そういう単純なことだった。
「私達の恋愛とこの一夜をプラトニックなものと捉えることは間違いです」とあるが、
それでも私は素晴らしい愛を見た、と思ってしまう一人である。
売り上げ第43位
嶽本 野ばら
発売日 2001-03
価格
¥ 1,260
オススメ:



- 美しさ原理主義の人々
- 私はこの本を、美しさ原理主義の人間が自身の中に最も醜い部分を見出した時、
それとどう向き合うのかについての、嶽本野ばらからの回答だと思っています。
文章にはまだ足らないところもあり、著者が志しているだろう数々の異端の名作には届いていません。
キャラクターがしっかりしている事もあって純文学からちょっとライトノベル寄りです。
しかし耽美な小説としては不完全であっても、描かれた人々は間違いなく耽美です。
ある程度は予感された恐ろしい結末を迎えながらも、お話はハッピーエンドです。
だって正直美しくない人の事などどうでもいいハードコア乙女であり、主人公の楼子さんとその最愛の兄琳太郎は、
初めから兄妹以上の何かで通じ合い、その兄に疑われ、真実を打ち明けられない苦しみも
ある意味甘美なものではないでしょうか。
そして彼等はその望みに殉じて忌むべき道を行く事を決意し、奔放を極めます。
楼子さんも言っているではないですか、
「ええ、断じて自殺なんてするものですか。この醜い身体こそが私達の生の証、愛の絆」と。
楼子さん、琳太郎、ミステリアスな叔母黎子さんと勝手で美しい人々の言動が時たま愉快で妙にスッキリします。
鱗病により浮き彫りにされる一徹した美意識、醜さ、生きづらさが描かれながら、
まさしくホラーなある種の軽薄さもあり、とても楽しんで読み返した好きな小説です。
これを読んでこういうのって素敵だなあと思った若い女の子は、是非著者がエッセイで引用している本や、
この本の解説で東雅夫が紹介しているものなど、色んな本を読んでみて下さい。
個人的に黎子さんの中世の見せ物小屋などに関する意見がとても興味深かったです。
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- 本好きのための情報誌
- 本や書店を巡る情報誌であるが、「本の雑誌」や「ダ・ヴィンチ」のようにエンターテイメントに重心が移動し過ぎないように人文、社会科学の分野にも気配りがきいている。それでも、コレコレと遊び心を取り入れて、編集している意欲と新しい風を入れたいと、アマに開放した書評欄など、その想いは可愛い女の子を横顔アップにした内容とミスマッチを恐れない表紙カバーにも表現されている。敢えて、荒海に漕ぎ出でた冒険には敬服するが、情報誌は持続で評価される。ただ、隔月誌では弱い。月刊でも、苦戦が強いられるだろう。旬刊なら、先行誌に対して多大な脅威を与えることになると思う。忍耐強く、生きながらえて、旬刊誌として、目標設定して欲しい。
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- 結構面白かったです
- 噂は酷評が多いけど、読むと結構おもしろかった。
この漫画で嶽本野ばらさんを知ったんだけど、
どっちかというと漫画の方が読みやすい気がした。
もともとの嶽本野ばらファンの人には面白くないかもしれない。巻末についてる、下妻物語以外の話が個人的に好き。
この人はロリータとかマニアックな路線より、
普通の少女漫画の方が上手いと思った。